最近よく何処へ行ってもよくならないと言う患者さんが来院される。当院は最初、問診、既往歴、生活環境など聴き取るので初診は時間が30分ほど余分に掛かる。問診票やカウンセリングの中で、いくつかの治して行った方がよいポイントが見えてくる。もちろん1人で来院される方、親子夫婦と様々だかその背景からも色々みえてくるものがある。親と子は映し鏡であり、夫婦は相手にかまってもらえなかったりすると病を作りやすくなる。病名がつく病気、何処も悪くないですよと言われても自分では納得出来ていない不定愁訴。カラダが不調を起こすのには必ず原因がある。気持ちがふさぎ込むのも必ず原因がある。このグチャグチャになりかけている何本もの糸を丁寧に丁寧にほどく作業を常若でしている。何よりも、病を作ったのは生きてきた環境であり、病を解決していくいわば、主治医は患者さん自身である。私達はヒントや気づきを伝えながらサポートをするのが仕事である。